あなたの家の雨樋の種類は? 2021.01.13
あなたのお家の雨樋は何ですか?
雨樋には様々な種類があります。
形状や材質によって特徴や価格が大きく異なります。
最近ではホームセンターで扱っているところもありますので、ちょっとした破損は自分で交換した経験があるなんて方も増えてきていますね。
今回は皆さんが適切な種類を選べるように雨樋の種類を紹介していきたいと思います。
まず形状で大きく分けると3種類になります。
①半丸型
一番多いオーソドックスな形です。
地域にもよりますが築年数が古い戸建てはこの形が大半を占めている印象です。
シンプルな形状で安価なものが多いです。
②角型
半丸型よりも強度が高く、受け止められる水量も多い形状です。
近年は台風やゲリラ豪雨の被害が多くなってきたので築年数が浅い戸建てはこの角型が多い印象です。
半丸型よりもやや高価です。
③その他の特殊型
半丸型や角型に分類されない形状の物。
デザイン性が高く複雑なものや雪が直接雨樋に入らない様にフタの様なものが付いた寒冷地仕様のものまで様々な種類があります。
複雑な作りで数も少ない為、とても高価なものが多いです。
次に材質で分類すると下記の通りです。
①塩化ビニール
いわゆる塩ビと呼ばれるもので
紫外線や荷重に弱く変色したり歪みやすいのが特徴です。
その反面、軽くて施工がしやすく広く普及している為、とても安価な素材です。
鉄芯を入れて強度を上げているものもあります。
②その他の合成樹脂
塩ビの欠点を補う様に紫外線への耐性や強度を向上させたものです。
見た目は塩ビとほぼ同じで区別が困難ですが、耐久性が高い分塩ビよりも高価です。
近年の建売り住宅に多く見られる印象です。
③銅
鉄よりも耐水性や強度が高く
こだわって建てられた日本家屋に多い素材です。
新設時はギラギラと輝く銅色で年数が経つと輝きを失い趣のある青銅色に落ち着きます。
お寺や神社に使用される事が多いです。
色の変化が大きい為、一部だけの交換が出来ないデメリットもあります。
非常に高価でな素材です。
④その他の特殊鋼
ステンレス、ガルバニウム鋼、アルミ、ブリキ等々。
最新のものから現代では取り扱われていない古いものまで様々ありますが市場では極端に少ない為、割愛させていただきます。
非常に高価なものが多いです。
上記の形状や材質に加えて各メーカー毎に同じ形状でも細かな違いや色のバリエーションは様々です。
交換、修理をされる場合は失敗の無いように適切なものを選びましょう。
雨樋の交換は高い位置での作業になる為、とても危険です。
たとえ一箇所だけの交換だとしても経験の無い方が安易に手を出して怪我でもしたら元も子もありません。
当社ではスタッフが現地に伺っての無料相談を行っております。
お困り事がありましたらまずはミツワの無料相談をご活用ください。